[ < ] [ > ]   [ << ] [ Up ] [ >> ]         [Top] [Contents] [Index] [ ? ]

2.14 ハードウェアモデルとコンフィギュレーション

以前、標準のオプション ‘-b’ について議論した。 ‘-b’ は、全く異なるターゲット機種、例えば、Vax と 68000 と 80386 用の、インストール済みコンパイラの中から選ぶ。

加えて、各ターゲット機種には ‘-m’ で始まる、 機種固有の特別なオプションがあり、例えば、68010 か 68020 かといった、 色々なハードウェアのモデルやコンフィギュレーションから選択することができる。 GCC が一つインストールされていれば、指定したオプションに従って、 どのモデルやコンフィギュレーションに対してもコンパイルが可能である。

GCC のあるコンフィギュレーションでは、追加で特別なオプションを サポートしているものもある。これは、普通は、同じプラットフォーム上の 他のコンパイラとの互換性のためにある。

これらのオプションは、マシン記述中のマクロ TARGET_SWITCHES で 定義されている。そのオプションのデフォルト値も同じマクロで 定義されているので、デフォルト値を変更することができるようになっている。


This document was generated using texi2html 1.78.