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2.14.25 ARC オプション

以下のオプションが ARC 実装用に定義されている。

-EL

リトルエンディアンモード用にコードをコンパイルする。 これがデフォルトである。

-EB

ビッグエンディアンモード用にコードをコンパイルする。

-mmangle-cpu

CPU 名を全ての公開シンボル名の先頭に付加する。 マルチプロセッサシステムでは、異なる命令とレジスタセット特性を持つ 多数の ARC の変種が存在する。このフラグは一つの CPU 用にコンパイル されたコードが他の CPU 用にコンパイルされたコードとリンクするのを 防ぐ。「ほとんど同じ」である変種を扱う機能は存在しない。 これは、全てか全くなしかのオプションである。

-mcpu=cpu

ARC の変種 cpu 用のコードをコンパイルする。 どの変種がサポートされるかはコンフィギュレーションに依存する。 全ての変種が ‘-mcpu=base’ をサポートしており、 これがデフォルトである。

-mtext=text section
-mdata=data section
-mrodata=readonly data section

関数、データ、読み出し専用データをデフォルトでそれぞれ、 text sectiondata sectionreadonly data section に 置く。これは、section 属性で上書き可能である。 See section 変数の属性の指定


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