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15. RTL 表現

GCC の仕事の大半は、レジスタ転送言語(RTL)と呼ばれる中間表現に対して なされる。このレジスタ転送言語では、出力すべき命令を一つづつ、 その命令が行う操作を代数的な形式で記述する。

RTL は、Lisp 言語のリストにヒントを得たものである。RTL は、 他の構造体を指す構造体からなる内部形式と、マシン記述とデバッグ用ダンプ出力 で用いられるテキスト形式の二種類の形式を持つ。テキスト形式では、 内部形式でのポインタを示すのに多重の括弧を使う。


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