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7.7 修正されたヘッダファイル

GCC は、システムのヘッダファイルの幾つかを修正したバージョンを インストールする必要がある。これは、多くのターゲットシステムで、 ヘッダファイルの中に、変更なしには GCC ではうまく扱えないものが 存在するからである。その中の幾つかにはバグがあり、幾つかには ANSI C との非互換性があり、中には他のコンパイラの特別な機能に 依存しているものがある。

GCC をインストールすると、修正したヘッダファイルを自動的に 作成してインストールする。これは、fixincludes と呼ばれる プログラムを実行することで行なわれる。(ターゲットによっては、 fixinc.svr4 のような別の名前のものが使われる。) 普通は、これに関して注意を払う必要はない。だが、自動的には うまくいかない場合もある。


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