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DBX 形式でのファイル名の扱いについて説明する。
DBX_WORKING_DIRECTORY
カレントディレクトリを各オブジェクトファイル中に記録することを DBX が必要とするなら、このマクロを定義する。
GDB の拡張が有効になっている場合は、常にカレントディレクトリが 記録されることに注意。
DBX_OUTPUT_MAIN_SOURCE_FILENAME (stream, name)
ファイル name が主ソースファイル—コンパイルの入力ファイル として指定されたファイルであることを知らせる DBX デバッグ情報を 標準入出力ストリーム stream に出力する C の文。 このマクロは、一回だけ、コンパイル開始時に呼び出される。
DBX デバッグ情報出力の標準形が適切なら、このマクロを定義する必要はない。
DBX_OUTPUT_MAIN_SOURCE_DIRECTORY (stream, name)
コンパイルの行なわれている間のカレントディレクトリ名が name で あることを知らせる DBX デバッグ情報を標準入出力ストリーム stream に出力する C の文。
DBX デバッグ情報出力の標準形が適切なら、このマクロを定義する必要はない。
DBX_OUTPUT_MAIN_SOURCE_FILE_END (stream, name)
主ソースファイル name のコンパイルの 終了点でのデバッグ情報を出力する C の文。
このマクロを定義しなければ、コンパイルの終了点で何も特別な出力は 行なわれない。これは多くの機種で正しい処理である。
DBX_OUTPUT_SOURCE_FILENAME (stream, name)
ファイル name が現在のソースファイルであることを知らせる、 DBX デバッグ情報を標準入出力ストリーム stream に 出力する C の文。 この出力は、‘#include’、あるいはインクルードファイルの最後、 ‘#line’ コマンドの結果として入力が異なるソースファイルに 移る度に生成される。
DBX デバッグ情報出力の標準形が適切なら、このマクロを定義する必要はない。
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using texi2html 1.78.