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三項演算子の式で、二番目のオペランドを省略することができる。 省略した場合は、最初のオペランドの値が 0 でなければその値が 式の値となる。
つまり、以下のような場合、
x ? : y |
式の値は、x
の値が 0 でなければその値となり、x
が 0 なら
y
の値となる。
これは以下の式と全く等価である。
x ? x : y |
上記のような簡単なケースでは、二番目のオペランドを省略できる有り難みが 良くわからないかもしれない。これが役に立つのは、最初のオペランドが 副作用が持っているか、副作用を持つ可能性がある (マクロの引数の場合)時である。 その場合、中間項でそのオペランドを繰り返し使うと、副作用が二回実行される。 中間項のオペランドを省略すると、既に計算済みの値を使い、再計算による 望ましくない作用を伴わない。
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