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C++ のソースファイル名は普通はサフィックスが、‘.C’か‘.cc’、
‘.cpp’、‘.c++’、‘.cp’、‘.cxx’ のどれかになる。
プリプロセス済のファイルは、‘.ii’ というサフィックスになる。
GCC はこのような名前を持つファイルを認識し、コンパイラを C プログラム
をコンパイルする場合と同じ方法で起動しても(gcc
という名前を
使っても)、C++ のプログラムとしてコンパイルを行なう。
しかし、C++ プログラムは C++ 言語を理解するコンパイラだけではなく、
クラスライブラリを必要とすることが多い。また、場合によっては、
標準入力から読み込んだプログラムや、C++ プログラムであることを示す
サフィックスを持たないファイルにあるプログラムを、C++ プログラムとして
コンパイルしたいこともあるだろう。
そのような場合向けに、g++
というプログラムがあり、
デフォルトの言語を C++ に設定したうえで GCC を呼び出し、さらに
C++ ライブラリを自動的にリンクする。
多くのシステムでは、g++
というスクリプトは、c++
という
名前でもインストールされる。
(訳注: g++
は、現在はスクリプトではなく、実行形式になっている。)
C++ プログラムをコンパイルするときは、他の任意の言語のプログラムを コンパイルするときに使うのと同じコマンド行オプションの多くが 使用可能である。あるいは、C とそれに関係する言語で意味のある コマンド行オプションを指定することもできる。 あるいは、C++ プログラムのみで意味を持つオプションを指定することも できる。 C に関係する言語向けのオプションの説明は、See section Options Controlling C Dialect. C++ プログラムでのみ意味を持つオプションの説明は、 See section Options Controlling C++ Dialect.
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