リアルモードで動作しているCPUに、割り込みや例外が発生すると下記の動作が発生します。
- CS,IP,EFLAGSレジスタをスタックに待避します。
- 次にハンドラ実行中に割り込みを受け付けないように、EFLAGSレジスタのIFフラグをクリアし、割り込み禁止にします。そして、ベクターテーブルと呼ばれる、発生したハンドラ番号に対応するハンドラルーチンのアドレスが書かれたテーブルからアドレスを求め、その値をCS,IPレジスタにセットしハンドラ処理に制御を移します。
- ハンドラの実行終了後は、スタックに待避されていた、CS,IP,EFLAGSレジスタを復帰させ、割り込み前に動いていた処理に戻ります。

リアルモードの割り込み